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2007/09/10

一歩前に出る勇気
えーどうもこんにちは。社長(ボス)、今日もニコニコ動画見てますかー!?Otomaniaです。

何やら今現在、「VOCALOID2 初音ミク」がAmazonでベストセラーになったりYahoo!ニュースにも取り上げられたりと、すごいことになっているようです。こういうムーブメントの渦中に自分自身がいるなんてことを感じると、非常に愉快な今日この頃です。

先日、クリプトン・フューチャー・メディア(株)メディア・ファージ事業部様(以下:メディアファージ)のブログにコメントを書いたところ、担当の方から非常にありがたいコメントが返ってきました。該当する記事およびコメントの内容については、こちらをご参照ください。

コメントを返してくださったwatさん、普通なら中々言えないことを仰ってくださって非常に嬉しかったです。watさんの立場上、勇気の要る発言だと私は感じました。今回頂いたコメントで驚いたことは、初音ミクが販売戦略でかなり苦戦を強いられていたことです。そういうことを踏まえると、今回の初音ミク旋風は、まさに劇的な逆転サヨナラホームランだったのではないでしょうか。

それに関連してですが先日、私が「鳥の詩」をUPした件について少々申し上げると、ぶっちゃけて言わせてもらえば、客観的に見ても褒められた行為ではないです。「著作権」というものに過敏になりつつある昨今、いつ苦情が来てもおかしくないです。しかし今回、(勿論すぐに削除するつもりではいましたが)匿名という逃げ道を用意せず、あえてリスクを背負った状態でUPしたのには理由があります。

原曲そのものの素晴らしさ、そしてVOCALOID2の可能性をなるべく沢山の方々に知ってもらいたかったためです

半日という短期間で作り上げたものでしたが、結果、「1:52の奇跡」等ありがたいタグを追加して頂いたり、公開期間およそ37時間で再生数約56000、ニコニコ市場のクリック数もそれなりの効果があり、先ほど述べた目的としては満足のいく結果だったと思います。

だからと言って、今回の手法について決してすすめたりはしません。肯定もしません。ただ、映像をご覧になった方はごおわかり頂けると思いますが、(あれで完璧だとは思いませんが)著作者各位に敬意を払った配慮をしました。各方面へのリスペクトがあったからこそ勇気を出して一歩を踏み出した、その辺だけ理解いただければ何も言うことはありません。

勿論今回のムーブメントに関しましては私一人だけの力でどうにかなるものではありません。VOCALOID2を手にした人たちがそれの素晴らしさや楽しさに触れ、様々な作品が公開されて、それを見た方たちにその素晴らしさ、楽しさが伝わったからこその結果だと私は思います。砕けた言い方になりますが、初音ミクを手がけた全国のプロデューサー、グッジョブです

良いものは良い。だから広がっていく。そういう世の中であり続けてほしいですね。

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